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サンデーリバー・シリーズの再生産 【珊瑚HOナロー】

▲サンデーリバー・シリーズ再生産品のキット内容例(RAIL CAR No.4)
1980年代前半に展開された『サンデーリバー・シリーズ』は、その後再生産もされないまま立ち消えとなっていたが、2014年6月に店頭フリーペーパー『Saloon情報』とTMS誌広告(2014年7月号)でシリーズの再生産の告知がなされ、同年8月より順次発売が続いている。
『Saloon情報』2014.9.28号で紹介された発売予定品のラインナップは以下の通り。
(★印は発売済品 およびキット税別価格。2016年4月現在)
★CABOOSE No.556-558 8,400円
・ PARLOR CAR
・ COMBINE No.15
★COACH No.19・20 9,600円
・ R.P.O. BAGGAGE
★BOX CAR No.67-76 7,800円
★RAIL CAR No.4 21,000円
・ SNOW PLOW No.513
・ B&H TANK CAR No.22
★2-6-2 No.18(II) 39,000円
また、その後新規に加わった製品は以下の通りである。
★FLANGER No.505 6,200円
★2-4-4 No.9(FORNEY) 36,000円
★2-6-2 No.24 44,000円
いずれもキット箱は以前とほぼ同寸の細長い紙箱だが、2000年代以降の同社ナロー製品(On含め)標準の濃紺フタ+薄黄の身箱。また、説明書は以前の図版を一部流用しつつも新規制作のものとなっている。

▲シリーズの再生産を告げるTMS誌866号(2014年7月号)広告。(部分拡大)
冊子『サンデーリバーの仲間達』
2014年9月発売
価格:200円
『サンデーリバー・シリーズ』の再生産にあわせてお目見えした冊子。シリーズ発売当初(1982年)に制作された製品化予定図面のパンフレット『サンデーリバーの仲間達』をベースに、キット説明書と未発売品図面によって再構成したもの。
体裁はB5判中綴じ16頁。説明書に関してはNo.18のみ割愛され、表紙に側面図を載せるに留まっている。
なお、表紙のキャプションは1982年版のパンフレットから丸々引き写しとなっているため、SR&RLの歴史に関する誤記(F&Cという鉄道は存在しない)がそのままであることと、Edaville Railroadの消長に関するアップデートがなされていない(業績悪化に伴う経営母体の変更で、同所に居たメイン2フーターの保存車輛は軒並み放出され、現在はMaine Narrow Gauge Railroad Museumなど複数の保存団体に移管されている)点に注意が必要。

▲『サンデーリバーの仲間達(2014)』の表1・表4
サンデーリバーシリーズ用デカール

▲左上:SR-2(蒸機・カブース用白文字)、左下:SR-1(客車用金文字)、右:SR-3(貨車用白文字)
『サンデーリバー・シリーズ』の発売当初('82年)に用意された専用デカールで、いずれもThinFilm社に特注で製作したもの。
SR-1:客車用の金文字。
SR-2:蒸機・カブース用の白文字で、社名はSR&RL、WW&F、B&SR、Edavilleが含まれる。
SR-3:貨車用の総合セットで、車種はボックスカー/スノープラウ/フラットカー/パルプウッドカー/タンクカー/Edavilleのカブース、社名はSR&RL/B&SR(B&H)/Edavilleに対応。
2014年秋以降、キットの再生産に合わせてストック品がふたたび珊瑚店頭で発売中である。

▲SR-3のパッケージ裏面に示されたレタリング内容
upload:2015.8.9
update:2016.2.14
update:2016.4.7
update:2017.6.10
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