Entries

【珊瑚HOナロー】 住友人車

a8_trim_re_kt_sumijin-kata_R0047292.jpg
▲住友人車 組立作例 (妻板扉上辺のドアレールはノンオリジナル、ブレーキハンドルのポストも妻板接着とはしていない。/製作:新井一雄)

発売初年:1981年
(広告:TMS409号['81年12月号]新発売告知、411号['82年1月号]製品紹介掲載
発売当初価格
ベースキット:2,400円(2001年2,800円)

プロトタイプは住友セメント栃木工場~唐沢鉱山の軌道に作業員の輸送用として1輛だけ居た2軸の客車で、鉱車の足回りに木製トタン張りの車体を載せた代物。
本線上で頻繁に用いられたのは1960年代までのようだが、軌道廃止まで解体されることなく残り、今でも10tDL(No.13)・3t積鉱車1輛ともども、佐野市葛生庁舎で保存展示されているのを見ることができる。

キットは、車体は屋根がプレス、側板・妻板はエッチング抜の折り曲げ構造。ハンドブレーキは1.5mm角線のポストとエッチング抜のホイール、φ0.4真鍮線によって構成される。
足回りはエッチング抜の床板に、軸受と一体のホワイトメタル製側台枠(WB=12.5mm)を接着する。車輪はφ3.8のデルリン製・ピボット軸。

ところでこの製品は、HOn2-1/2を標榜する“ダックス”以後の製品でありながら、実際にはまったくの1/80で作られている。
寸法的には、TMS242号['68年8月号]の実物紹介記事(『ナローゲージ・モデリング』にも再録)の図面を忠実になぞっているが、この図面も、屋根が頂上に折り目のつく所謂ピークルーフではない点と、ホイールベースが明らかに長すぎる点が実車と異なる<※1>。こだわる向きは、ブレーキポストの形状(実際には円筒形)や省略されている妻面扉上のドアレールも含めて留意する必要があろう。
いっぽう、キットとしては比較的簡単で接着剤だけでも組める構成なので、実物に囚われず小型カブースの味わいを手軽に楽しむのに好適である。

a8_trim_re_sumijin-fk_R0047296.jpg
▲ブレーキハンドルの無い側を斜め上から見る。

a8_trim_re_sumijin-ud_R0047298.jpg
▲裏側。床板のカプラー取付部には予めM1.4でネジが切ってある(住友鉱車も同様)。

a8_trim_re_sumijin-parts_R0046268.jpg
▲キットの内容

sango-ai_sumitomo_jin_a55.jpg
▲組立説明書。沼尻セタ・ワフの初期のそれと同様の意匠。

a8_trim_sumijinsya-pkg_R0047302.jpg
▲キット箱。シルエット入ラベル+黄色身箱だが、フタの青の色調がやや濃い目。

<※1>実車写真ならびに実測寸法が、ブログ『編集長敬白』 2010.1.12エントリに有り
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/01/post_1188.html
  
関連記事
スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://kurikuraz.blog43.fc2.com/tb.php/42-28ec8079
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

kurikura

Author:kurikura
極北ナローモデラーの溜まり場・クリッターズクラブであります。
主管理者:cjm
連絡先:kurikuraz★gmail.com(お手数ですが★を@に替えて下さい)
■管理者ページ
   

最新記事

検索フォーム

まとめ