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【珊瑚HOナロー】 HOn2-1/2 加藤製3t機関車 エッチング板

▲台枠やラジエターの刻印がしっかり再現されている辺りがマニア心をくすぐる。(所蔵:小埜寺哲雄)
発売初年:1975年
価格:不明
商業誌への広告・製品紹介記載の形跡は無いが、1975年に発売されたとおぼしき(板の片隅に“1975.5”と刻印有り)エッチング板。
プロトタイプは言及されていないものの、住友セメント栃木工場~唐沢鉱山間の石灰石輸送軌道に居た加藤製作所製の3tガソリン機関車であることは明白である。
さらに、この板はHOn21/2(=1/87)と謳われていながら、実際には明らかに1/80で設計された寸法になっている。おそらくは、先行して1/80でリリースされた住友セメントの10tDLや鉱車と同じシリーズとして準備されていたものの、“ダックス”以降珊瑚のナロー製品が1/87に鞍替えしてしまったことが主因で、プロトタイプをぼかしつつ“HOn21/2”として発売されたのではないだろうか。他にもスケール通りでない理由として、いかな動力はユーザー任せのエッチング板といえども、当時1/87設計では車体に収まるモーターなど皆無に等しかったとことも手伝っているのかも知れない。
板の厚みはt0.4。上回り工作の難関は、ボンネット周りの折り曲げと端梁のカプラーのスリット抜きであろう。
発売形態は、社名住所・品名・イラストが刷られた洋形1号(120×176mm)サイズの専用封筒に、組立図解のみを記した説明書を同梱していた。
専用封筒の刷色と説明書は発売時期によって色が異なっている。現在確認できている組合せは、黒ないし青印字封筒+説明書(黄)と赤印字封筒+説明書(白)で、後者が1980年代前半再発売時のもの(前者は詳細不明)。
過去のTMS誌に載った製品利用作品としては以下が代表例。(作者名敬称略)
・太田安幸 『Mr.KATO WORKS 3トンDL』 430号('83年6月号)/『ナローゲージブック1』に再録
フレーム自作、モーターはキドマイティIII

▲説明書(所蔵:左 小埜寺哲雄/右 中部浩佐)



▲専用の封筒。所蔵= 上(黒):小埜寺哲雄/中(青):阿部高夫/下(赤):中部浩佐 赤印字は1980年代初頭に再発売時のもの。
★販売価格と、黒/青印字封筒バージョンの発売時期をご存知の方、是非ご教示下さい。
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