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【珊瑚HOナロー】 1/80 沼尻車輛エッチング板(ディーゼル/ガソリンカー/オープンエンドボギー客車2種)

珊瑚が“ダックス”に端を発するわが国のHOn2-1/2製品のパイオニアであることは連載の冒頭でも述べたが、それ以前より1/80スケールでナロー車輛の車体エッチング板を発売していた。
抜き落とし済・折り曲げスジ入りが当たり前な現代のそれとは違い、モールドは片面のみで、パーツの切り出しは窓抜きを含め自分でケガいて糸ノコで切り抜かねばならないし、足回りも完全にユーザー任せ。完成させるには自作に近い手間が必要な、“昔ながらの”車体素材エッチング板である。
それでも、製品が皆無に等しかった時代であるし、キットに比べれば遥かに安価だったことも手伝って、当時のファンには好意的に迎えられたようだ。これらの板を利用した作品も、主に'70年代のTMS誌で時折姿を見ることができる。

■1/80 沼尻車輛エッチング板(ディーゼル/ガソリンカー/オープンエンドボギー客車2種)

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▲左上:ディーゼル機関車、左下・ガソリンカー、右:客車(シボフ) (所蔵:撮影:あららぎ)

発売初年:1967年
(広告:TMS231号['67年9月号]初出)
発売当初価格:300円

日本硫黄沼尻鉄道のDC12、ガソ101、シボフ、ボハフをプロトタイプとした車体素材。国内向けのナロー車輛製品としては、1965年に発売されたつぼみ堂模型店の木曽森林鉄道シリーズ(G=16.5mm・10.5mm)に次ぐものと思われる。
4種類とも発売は1967年で、TMS誌にて橋本 真氏の『祖師谷軽便鉄道』が連載(221号['66年11月号]~224号['67年2月号]、『レイアウト・モデリング』にも再録)されてから間もない頃であった。同連載には沼尻鉄道のプロトタイプガイド的な要素も含まれていることから、ファンの間で沼尻の知名度も高まったにちがいなく、4車種の板がまとめてお目見えしたのも時宜に適ったものだったといえる。
板の内容は、DLがボンネット廻りとキャブ部分(屋根含まず)のみ、ガソと客車は車体の側板・妻板のみで、それ以外の部分は当然というかすべて自己調達となる。
余談ながら、DL・ガソ・客車の3種を並べてみると、DLはボンネット側面等の細かいルーバー、ガソは車体一面に並ぶリベット、客車は羽目板のスジ彫りと、図らずも各々がエッチング加工ならではのディテール表現のサンプルのようになっていて興味深い。

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▲ディーゼル機関車(DC12) (所蔵:あららぎ)

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▲ガソリンカー(ガソ101) (所蔵:あららぎ)

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▲客車(シボフ) (所蔵:あららぎ)

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▲客車(ボハフ) エッチング板のときも、後年のHOn2-1/2版キットと同様シボフ・ボハフはちゃんと作り分けられていた。 (所蔵:浅野俊雄)

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▲シボフ・ボハフのエッチング板組立サンプルは、いまでも現物を珊瑚店頭にて見ることができる。後年のHOn2-1/2版と一緒に飾ってあるため、1/80と1/87のサイズの違いも実感できる。(写真はボハフ。2010.4 珊瑚模型店にて許可を得て撮影)

なお、ご参考までに、過去のTMS誌に載った主な使用作品を挙げておく。
(作者名敬称略)

・橋本 彰 『10.5mmの軽便列車』(DC12、客車) 256号('69年10月号)
 モーター:関水ミゼット
・並木成夫 『沼尻鉄道DC12ディーゼル機関車』 274号('71年4月号)
 動輪はつぼみ堂φ8.5プレート、モーターは関水ミゼット
・北市正弘 『(新諸国森林鉄道)客車・ディーゼル Cタンクに運材車』(DC12) 331号('76年1月号)
 動輪はつぼみ堂φ8.5スポーク、モーターはキャラメル
・伊藤忠幸 『沼尻鉄道の軽便気動車 ガソ101とサハ』 278号('71年8月号)
・和久田 恵一 『蒸気動車ジ1とロコモティブクレーン』(ジ1:ボハフ板改造) 291号('72年9月号)
・唐沢達男 『野代坂軽便鉄道』(DC12板使用) 303号('73年9月号)
 3輛あり。一部住友DLの板も混用して製作、塗装は尾小屋風。足回りはミニトレインズプリムス等。
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