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【珊瑚HOナロー】 沼尻客車(シボフ・ボハフ)

■沼尻客車(シボフ・ボハフ)

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▲ボハフ 素組み作例
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▲シボフ 窓を一部開放状態にし人形を搭載した作例(製作:松村秀俊)

発売初年:1973年
(広告:TMS302号['73年8月号]発売予告、303号['73年9月号]初出/313号['74年6月号]製品紹介掲載)
発売当初価格
ベースキット:1,850円(1979年2,800円、1987年台車別キット2,800円、2001年より6,800円)
塗装済完成品:3,360円('76年再生産時4,350円)


『ダックス』発売の翌年に、HOナロー製品第2弾としてお目見えした日本硫黄沼尻鉄道のボギー客車。
DC12・ガソ101と同じく1/80のエッチング板では先行発売済だったが、1/87の純日本型車種としてはこれが実質第一号といって差し支えないだろう。
プロトタイプは、雨宮製作所が手がけた中国鉄道稲荷山線の木造ボギー客車のうち、1938(昭和13)年に沼尻に転じた3輛。沼尻では三等車がボハフ1・2、二・三等合造車がシボフ3となった。屋根はシングルルーフで、側窓上辺が緩くアーチを描く優美なつくりが特徴である。
ボハフに対してシボフは、屋根上の2等室部分にベンチレーターが1個付き、側窓下に太い帯板があるのが主な外観上の相違点(ボハフも以前は側窓下にシボフ同様帯板があったが、後年側面の腰板を張り替え、左右下隅には補強板が付けられた)。

キットの構成は、今となっては清々しいくらいに殆どのパーツが真鍮プレス製である。
妻板・デッキ扉・側板は表面をエッチング加工。側板はボハフとシボフで作り分けられており、さらに別貼りの真鍮線でウインドシル/ヘッダーや保護棒を表現。デッキの手スリは床板の孔にコ型・L型折曲げ済の真鍮線を差し込んで組み合わせる。
床板はプレス抜の板の両側面にアングルをハンダ付。トラス棒のキングポストは割ピンの流用。ターンバックルは挽物で、初期は単なるパイプの輪切り然としたものだったが、のちに両端をテーパー加工したものに改められた。
アーチバー台車は、TMS 291('72年9月号)広告にて製造開始が告知され'73年に発売済のもの。ドロップ製の側枠(WB=13mm)にプレスの枕梁の組合わせで、M1.4の段付ビスで床板に嵌めた挽物のボルスターに取り付ける。車輪はφ6のピボット軸で、当初はタイヤが真鍮黒メッキ・片絶だったが、現在はデルリン製ものが同梱されている。
カプラーはボディマウントでM1.4ビスにより固定。N用ケーディー(マグネマティック)#1025、乗工社→イモンのホワイトメタル製コ型ピン式、各社の朝顔型が適合する。
なお、TMS誌での製品紹介(No.313掲載)の際も指摘されていたことだが、台車枠が実車に対してやや大振りであるのと、普通に組むと台車枠上辺と床板アングル下辺がスレスレになって台車の回転に支障することがあるのがウィークポイント。スペーサーを挟んでクリアランスを調整したり、好みによっては別の小さめな台車に振り替えるのも手である。

キットの発売形態は、1987年の再生産時に価格の見かけの値上げ幅を押さえるためか台車別売のスタイルに変わったことがあったが、現在はカプラーのみ別途購入のトータルキットに戻っている。本稿執筆時点で発売から丸38年が経つ驚異的なロングセラー製品であるが、他の車種と違って、初回発売以来キットの内容に殆ど変化が無い状態で今日に到るまで生産が続けられている点も特筆されよう。
ボギー車としては小振りなので小スペースのレイアウトにも似合い、キットとしても古典的ながらベーシックな構成で加工や改造に適しているため、今もなお大いに遊び甲斐のある製品だといえる。

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▲現行のキットの内容(シボフ)

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▲組立説明書。1973年発売当初のもの。社名が誤植で『珊瑚模型“社”』になっている。

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▲1979年再生産品時の説明書。(所蔵:平田邦彦)

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▲1987年以降(現在)の説明書。

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▲パッケージの変遷。上から1番目:初期の塗装済完成品の木目柄箱(所蔵・撮影:山岸達雄)/2番目:1979年再生産時のベースキットの木目柄箱/3番目:紺蓋+黄色身の箱(1990年代?)/4番目:現行(2001年~)の濃紺蓋+クリーム身の箱
※1987年再生産時当初は、3番目の箱に2番目の朱色ロゴ・丸ゴシック書体ラベルの組み合わせだった。

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▲ボハフを斜め上から見る。

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▲ボハフの裏側。キングポストは割ピンの利用。現行品の車輪は段付/ピボット軸のφ6デルリン。

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▲シボフの塗装済完成品。最初期の製品のためターンバックルの両端にはテーパーが付いていない。また、塗装は同じ沼尻シリーズでもガソ101とはブルーの色調がやや異なる。(所蔵・撮影:菊池俊夫)

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▲ボハフ 台車を小ぶりのものに交換した作例(マイクロトレインズN用アーチバー+さかつうφ5.2金属車輪)。(製作:中部浩佐)

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▲シボフ 雨トイの追加やデッキ手スリの作り直し・ハンドル追加など大幅なディテールアップを図った作例 (製作:畑中 博)
  
upload:2012.1.16
update:2012.1.17
箱の画像を追加。
    
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