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【珊瑚HOナロー】 木製運材台車(II)

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■木製運材台車(II)
 (パッケージ品名表記は『運材台車』、組立説明書の品名表記は『木曾森林鉄道 運材台車』、雑誌広告では『木曽木製運材台車』)
発売初年:2001年
(広告:RMM74号[2001年10月号]初出)
発売当初価格:ベースキット(2輛一組)2,600円 (2010年現在税抜価格変わらず)

HOn2-1/2製品草創期のラインナップの一つであった木製運材台車(I)の完全リニュアル製品。先代が市場より姿を消してから約20年ぶりの復活となった。
材質や工法は大幅に変わっており、側台枠・デッキ手摺・ステイクポストがホワイトメタル製、フレームとブレーキハンドル把手は真鍮エッチング製、ステイクポストおよびカプラーの取付ボスが真鍮挽物製である。車輪はデルリンφ3.8のピボット軸。
ディテールは先代に比せば向上しているが、現行の他社の細密なプラ製・ロスト製のものにくらべるとアッサリ目である。また、連結器に関しては、フレーム上面にケーディー#1025や乗工社→イモンナロー用のポケットがぴったり収まる窪みが付いているものの、実際にそれらを取り付けようとするとデッキ手摺の下枠に当たってしまうという明らかな設計ミスがあるのが残念なところ。
しかしこの製品には、運転の際の転がり具合が素晴らしいという美点がある。実際の車軸の支持を、ホワイトメタルの側台枠ではなく、エッチング製フレームをプレス加工で窪ませた部分で受けるようになっており、これが奇しくも、転がりの良さで定評のあるKATOのNゲージ製品の集電板兼用ピボット軸受に類似した構造であるためだ。
乗工社→アールクラフトのプラ製鋼製運材台車などと同様、フレーム上面のディテールが目立たない積車(=木材を積んだ)状態で、かつ長大編成を走らせるような使い方に適した“運転本位”の製品だといえるかもしれない。

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▲組立説明書。なぜかこちらには品名に“木曾森林鉄道”の表記がある。

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▲パッケージは、プラケース(赤ラベル)→プラケース(緑ラベル)→台紙+小袋入り(2010年現在)と変遷している。

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▲キットの中身。エッチング製の台枠にプレス加工した軸受部分に注目。

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▲斜め上から見る。フレーム上面にはケーディー#1025などが丁度収まる窪みがあるが、それらを取り付けようとするとデッキ側は手摺の下枠が干渉してしまうため、切断等の対処が必要。
中間の連結器は、キットに同梱のφ1の真鍮線をコ型にプレスしただけの簡便なものだが、パーツとして別売もされている(品名:『人車 鉱車ドローバー』、4個入)。

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▲裏側を見る。ステイクポストはビス留めだった初代と違って、現行の他社製品(乗工社プラ製やモデルワーゲン)同様に上から差し込むだけであり、何らかの抜け止め対策が要る。


<※写真はすべてクリックで拡大>

upload:2010.5.10
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update:2010.5.23
★追記:同社広告においてこの製品の発売告知がなされたのはRM MODELS誌(74~77号)の方だけで、TMSの広告には記載がなかった。
    
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